住み心地は都内ナンバーワン(多分)|東急目黒線
- 2019.01.27
- 東京私鉄各線

住み心地は都内ナンバーワン(多分?)
地方から東京に出てくると最初に驚くのは、なんと言っても人の多さ。
どこに行っても、人・人・人・・。
人という字は人と人が支え合って何て言う先生がいらっしゃいましたが、ここ東京では支え合いというよりもはや押し合いへし合いとなっています!
さすが東京!スケールが違うね!
なんて思えるのも最初の2週間くらいのこと。
その後は段々とその窮屈さに疲れてきてしまうことでしょう。かく言う私もその昔、まさにこのような東京の洗礼を受けました。
さらに私の場合、人の多さに目が付いて行けずに「人酔い」を起こしてしまったこともあります!
そんな時にふと私は故郷の田舎のことを思い出して、しっかりとホームシックにかかってしまったのです。
とまあ、こんなほろ苦い思い出もありますが、私が言いたいことは東京の繁華街からは距離を置いた所に住むことをオススメしたいということです。
かと言って、都心から遠く離れた所は通勤通学にはあまり便利では無いので、都心から近くて静かで落ち着いた街がベストなのですが、「そんな街東京にあるの?」と皆さん思いますよね。
それがポツリポツリと有るんですよ。
そして、この東急目黒線沿線こそ、まさにベストスポットなんです!
東急目黒線の運行路線
東急目黒線は名前の通り、山手線の目黒駅かあら東横線の日吉(横浜市)を結ぶ路線なんです。
ちなみに、目黒から上り方面は都営三田線と東京メトロ南北線に直通運転しています。
さらに下り方面は田園調布からは東横線と並行して走っているんです。
このように、東急目黒線沿線からは都心の主要都市まで長くても30分足らずで行くことができるんです。また、横浜方面に行くにもとても便利なんです。
運行種別は急行と各駅停車の2種類ありますが、どの駅からでもあまり待たずに一番早い電車に乗りかえ出来るのでこれまた有難い路線なんですよ。
また、自分の住んでいる駅から10分も歩けば他の路線(東横線や大井町線や池上線や多摩川線)の駅があるので、もし事故などで目黒線が止まっていても代替路線への移動が便利でなんです。
東急目黒線の駅別キャラクター
それでは懲りずにこのコーナーに行ってみましょう!
何で?
と思っても、そこは東京ナンバーワンと思しき住みやすさに免じてさっと水に流してくださいね!
目黒
さて、こちら目黒がこの東急目黒線の始発・終点です。
街の詳細は山手線のページをご覧いただきたいのですが、城南地区住宅街の中心的なターミナル駅がこちら目黒です。
目黒から先の上り方面は都営三田線と東京メトロ南北線に直通乗り入れしているので、永田町方面や大手町方面にはあっという間に着きますよ!
不動前
小洒落た下町テイストのアットホームタウン
そして目黒から一駅、こちら不動前です。
目黒を出てからあっという間に到着します。
駅周辺には下町テイストの住宅地とこじんまりした商店街が広がります。
住宅同士が結構密集していますが、東京と言えばこのスタイルがデフォなのでこれは仕方がありません。
また、隠れ家的な個人経営のショップや飲食店が点在していて、それらを巡りながらゆっくりと生活することができるとても住みやすい街です。
家賃的には少し高めですが、まあ目黒からすぐなので仕方ありませんね。
武蔵小山
日本屈指の大商店街の街
「武蔵小山商店街」と言えばご存知の方も多いのではないでしょうか?
全長1キロ以上に及ぶ巨大な商店街がここ武蔵小山のシンボルです。
何から何まで揃ってしまうこちら武蔵小山商店街は住民の誇りでもあります。
目黒区と品川区の境目に位置するこちら武蔵小山、城南地区独特の上品な雰囲気を感じつつも下町テイストの人情もうまく織り混ざった素敵な街ですよ。
家賃は少々高めですが、古めの物件であればそこそこ安いお値段で借りることもできるので諦めずに探してみてください。
ちなみに急行停車駅です。
西小山
コンパクトな商店街とコンパクトな街並み
隣の武蔵小山商店街には負けますが、ここ西小山駅前にも商店街が有ってそこそこ活気に満ちています。
いかんせん武蔵小山商店街が大きすぎるので、むしろ西小山の方がコンパクトで生活しやすいという人も結構居ますね。
各駅停車しか止まらないので家賃は若干安めとなっています。
しかし、隣の武蔵小山の同じホームですぐに急行に乗りかえ出来ますのでほとんどストレスは感じません。
洗足
第二田園調布
こちら洗足はあの田園調布の弟分的な高級住宅地です。
昔からここに住む方々の大邸宅が軒を連ねており、マンションやアパートは皆無です。
駅前にひとつだけスーパーがありますが、他はコンビニすらどこにあるのやらといった感じです。
東京で大成功して一攫千金ゲットしたら、ここ洗足に大豪邸を建てるのがよろしいのではないでしょうか?
大岡山
こちら詳細は大井町線のページをぜひご覧ください
東工大のお行儀の良くて頭も良い学生さん達と、上品な住民とのコラボレーションの街です。
急行停車駅です。
奥沢
田園調布と自由が丘のハーフ&ハーフ
続いて奥沢です。
位置的にちょうど田園調布と自由が丘に挟まれたような所です。
基本的には高級住宅街でとても閑静なのですが、駅から5〜6分も歩くとそこは自由が丘の南のはずれです。
次第に、オシャレなカフェやショップが目に入ってきます。
ちなみにこちらも洗足に似たような雰囲気で駅前には小さなスーパーくらいしかないので、買い物には自由が丘まで歩いて行くのが良いでしょう。
田園調布・多摩川・新丸子・武蔵小杉・元住吉・日吉
そして、ここから先は東横線との並走区間となります。横浜方面か渋谷・新宿・池袋方面に出る場合にはいずれかの駅で東横線に乗換えが必要です。
ちなみに、東横線の特急が止まるのはこの中だと武蔵小杉となります。
東急目黒線をなぜここまで推すのか?
随分と筆者は東急目黒線を推すなと思われた方も多いでしょう。
実は、私が東京に出てきてから2回めに住んだのがこの東急目黒線(当時は目蒲線と言いました)沿線だったのです。
上京して3回目の冬に、私は有り金を叩いて目黒線沿線に引っ越しました。
なぜ引っ越したかって?
ホームシックが治らなかったからなんです・・。
それまでは結構な繁華街の近くに住んでいたのですが、2年経ってもあの東京砂漠と雑踏の雰囲気について行けず、いっそ田舎に帰ろうかなと思っていた矢先、知り合いの家がこの目黒線沿線だったので、たまたま遊びに行った時に「ここなら大丈夫だ!」と思って引っ越したのです。
その選択は大成功でした。
大都会東京の喧騒からは一線を画したどこか温かくて、そして上品な雰囲気の目黒線沿線、それこそ田舎者の私が求めていた理想的な東京ライフが送れる街だったのです。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
(室生犀星)
とは言え私は東京に第二の故郷が欲しかった。
その切ない思いを叶えてくれたのがこの東急目黒線沿線だったのです。
ありがとう、東急目黒線。
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